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相手方に代理人弁護士が就いた方へ

親が亡くなり、相続について兄弟で話し合っていたのに、しばらく音沙汰がなくなったと思ったら、いきなり相手方の代理人を名乗る弁護士から文書が届き、「この件については本人に連絡するな」と言われた…

そんな経験をされている方は意外と多いのではないでしょうか。

弁護士が介入するとき

弁護士が依頼者の依頼を受けて、代理人として相手方に文書を送付することを、弁護士側からは「(弁護士が)介入する」といいます。

このとき最初に出す文書としては「受任通知」あるいは「介入通知」というタイトルのもので、「この件について依頼者の依頼を受けて代理人に就任した」「以後は本人に連絡せず、当職宛に文書で連絡するように」という内容のものが多いです(内容証明郵便で出す場合もありますが、ケースバイケースです)。

弁護士としては日常的に出している文書ですが、初めて受け取った方は、弁護士事務所からの封筒(あるいは内容証明郵便)が届くだけでもびっくりされることが多いと思います。

この受任通知を発送するタイミングは、依頼者の方と相談して決めるのですが、受け取った側の方は

「大して話もしていないのに、いきなり知らない弁護士から敵対的な文書が届いた!」と怒る方もいらっしゃいます。

私個人としては、可能な範囲で、ですが、文書の発送前に、依頼者の方から相手方に対して、「私は弁護士を依頼したから、あとは弁護士と話をしてください」と前置きをしておくようにお願いする場合が多いです。

受け取った側の対応

では、そのような弁護士からの文書を受け取った場合には、どうすればよいでしょう。

正解は「その文書を持って、別の弁護士に相談に行く」という一択です。

文書には弁護士の連絡先が書いてありますから、そこに電話なりをすることも可能ですが、残念ながらこれで解決する可能性は低いです。

近時は、ネットで様々な法律の知識を手に入れることもできますが、残念ながら弁護士とそれ以外の方では法律知識に大きな差があります。

弁護士を相手に、自分ひとりで交渉しようというのは、プロレスラーが待つリングに、普通の人がいきなり上がるようなものです。

もちろん、紛争の中には、あまり法的な部分が問題とならずに、純粋な交渉で解決できる類型のものもあります。

しかし、そもそも弁護士でない方が「弁護士を付けるべき事件なのか、付ける必要のない事件なのか」の判断をすること自体が困難です。

なので、文書を受け取った側の最適解は「その文書を持って、別の弁護士に相談に行く」一択ということになるのです。

弁護士に相談に行く場合

文書を受け取ったあなたがするべき最初のことは、弁護士事務所に電話するか、ホームページから相談の申し込みをすることです。

普通の弁護士事務所であれば、受付の段階で、大まかにどのような状況かを聞き取ったうえで、相談の予約を入れてくれるでしょう。

相談当日、あなたが相談に行った 弁護士は、その文書を確認し、どのような経緯・関係で現在の状況になっているのか、相手方の主張はどのようなものか、あなたの希望はなにか、ということを聞き取ってくれ て、もし弁護士に依頼する必要がない案件なのであれば、そう言ってくれるはずです(当事務所であればそう言います)。

逆に、あなたが弁護士に依頼する必要がある、と考える場合には、依頼した場合の費用やスケジュール等を説明してくれるでしょう(当事務所であればそうします)。

まとめ

紛争の相手方に代理人として弁護士が就き、あなた宛ての文書が届いた場合、あなたがすべきことは「その文書を持って、別の弁護士に相談に行く」ということです。

あなたが弁護士に依頼するかどうか、どのように進めるかについては、その弁護士と相談して決めるべきでしょう。

もう少し踏み込んだ言い方をすると 「その文書を持って、相続に関する相談が初回無料で、豊富な解決実績のある官澤綜合法律事務所に相談に行く」 と言ってもいいかもしれません。

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